瀬田玉川神社


生田さんと西野さん

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第4回 神さまと海と森の教室 募集開始!

 毎年ご好評いただいております鎮守の杜でのフィールドワーク「神さまと海と森の教室」の第4回目を、令和2年5月10日(日)に開催します。
 今回は、より子供たちに神さまのこと、森のことを深く楽しく理解してもらうために、低学年と高学年チームに分けたフィールドワークをしていただきます。
 お昼は、もちろん海の時間。新鮮で美味しい海の幸をたくさん召し上がっていただきます。
 サポートボランティアも同時に募集しています。もちろん、子供たちと一緒に学ぶこともできます。
 詳しくは、下記のチラシをご覧ください。
第4回神さまと海と森の教室チラシ第4回神さまと海と森の教室チラシ

【第3回神さまと海と森の教室開催の報告と御礼】

 令和元年5月12日(日)、温かい春の陽気の中、今年で第3回目となる「神さまと海と森の教室」(於 瀬田玉川神社 髙橋邦秀宮司)を開催しました。集まったのは、東京・神奈川・千葉に住む小中学生約30名。お互いに初めて会う友達同士も多い中、仲良く交流して楽しく行事を終えました。

 この教室は、都会に住む子供たちに、自然の美しさと大切さ、自然から得られる物の美味しさなどを学び、人は他の生き物の命をいただくことで自らの命を育んでいること、人間は自然の中の一部なのだということを知ってもらうことを目的に、年に一度開催しています。

 朝から神社に集まった子供たちは、お父さんお母さんたちに見送られて、元気に社務所の教室に入ってきました。10時から社務所で開講式を行ない、先ず正座をしてご挨拶。正しい礼の仕方から実践しました。子供たちには、「大人だって知らないことを今日は勉強できることもあるから、お家に帰ったら教えてあげてね」とお話しすると、一生懸命メモを取る子供たちも多くいました。

 最初の講義は「神さまのお話」。瀬田玉川神社の髙橋知明禰宜より、日本の神さま・神社・皇室とは何か、神話の世界から続く歴史や伝統などについてお話しました。特に今回は令和の時代に御代替りし、テレビなどで報道されていることの祭事の流れや、これから行われる大きな祭事などについても解説しました。社務所でのお話の後は、境内に出て鳥居や狛犬の意味、正しい手水の取り方を学び、社殿に上がって、正しいお参りの仕方を学び、実践しました。子供たちが、背筋を伸ばして、とてもきれいな作法で、神さまにお参り出来ていたことにとても感銘を受けました。

 次の講義は、お昼を兼ねて「海のお話」。豊洲市場でまぐろの中卸業を営む「鈴与」3代目社長の生田與克さんから、漁師は時には危険な思いをしながら荒海の中でも漁をして、みんなの食卓に出る魚を獲ってくる話や、「止まれば死んでしまう泳ぎ続ける魚は筋肉の塊で、食べて元気にならないわけがない。その命をいただいて自分の命を育むのだから、感謝していただきましょう」などの話があり、子供たちも興味深く聞き入っていました。たっぷりと魚の話を聞いた後はお楽しみの昼食タイム。子供たちは、新鮮なタコやメカジキ、イワシなどを海鮮BBQでいただき、特にマグロのほほ肉は子供たちからの評判も上々でした。

 お腹がいっぱいになった後は、「森の話」。講義を担当するのは、東京農業大学森林総合科学科博士後期課程に所属する西野文貴さん。西野さんは過去に皇居や明治神宮などの植生調査に加わったり、鎮守の森をモデルとした森づくりに取り組む鎮守の森のプロジェクトの専門部会にも所属しています。西野さんからは、鎮守の森を構成する木々や草などの種類や特徴について、実際に鎮守の森を散策しながら説明したり、植物が地球に果たす役割についても、植物がなければあらゆる動物は生きていけないという食物連鎖がある中で、人間もその中の一部であるということなどを説明しました。さらには、鎮守の森には東京でもたくさんの種類の多様な動物が生息していて、どんぐりを食べたり、好きな木に生息したりと、都会の中でも森があることで様々な命が育まれていることを、タブレットで動画や画像も見せながら、子供たちに説明しました。また、講義では西野さんとともに東京農業大学の学生の皆さまにもサポートいただきました。

 3つの講義が終了し、お父さんお母さんたちに子供たちを迎えに来てもらいましたが、少し終了時間が超過したため、お待ちの間に多摩川産のシジミ汁を召し上がっていただき、こちらも評判が良かったようです。実際に子供たちがどういう物を食べていたのかということを知る機会にもなり、感謝の声もいただきました。

 最後に閉講式を境内で行い、修了証を手渡しました。また、この日は母の日ということもあり、東北の復興支援を末永く継続しているウチカラーの大志田樹子さんより、岩手県産の紅玉というリンゴを使ったジャムをご支援いただき、参加者のお母さんたちに配り、喜ばれました。

 あっという間の半日間の日程を無事に終了し、最後はみんなでにっこり笑って記念撮影をして解散。その後、参加した子供たちからは、いろいろな声が届きました。早速、母親に正しい参拝方法を教えている子供もいれば、マグロのほほ肉の炭火焼が美味しかったと伝えている子もいたり、お父さん・お母さんたちからも、来年も参加させたい、教室を継続してほしい、大人のためにも教室を開催してほしいなどの有難い声をいただきました。

 そして、何よりもこの教室の運営にあたっては、たくさんの大人のボランティアの皆さまの支えがあります。地元の氏子さんたちや、生田さんはじめ「鈴与」の従業員のみなさま、西野さんはじめ東京農業大学の学生のみなさま、ヨルダンから鎮守の森づくりを学びに来た方、熊本でもこうした取り組みを始められたらという意気込みで視察を兼ねて来られた健軍神社の神職仲間など、子供たちのことが大好きな皆さまのご協力のもと開催することができています。

 小さな活動かもしれませんが、この教室に参加した子供たちが、将来この機会に得た経験や知識を活かせることが必ずあると、私たちは信じています。今まで以上に世界は国際化が進むことが予想される中で、これからを生きる子供たちが、日本とはどういう国なのかということを誰にでも正しく話すことができ、また人間は自然の中の一部であるということを認識していることで、きっと自然環境や外国の皆さんとも共存共栄できるような社会を目指す一員になってくれるものとも思います。

 多くの皆さまのご協力なしには継続できない教室でもありますが、なるべく努力して継続して参りたいと思いますので、これからも多くの皆さまのご支援ご協力をお願い申し上げます。
 ありがとうございました。
(瀬田玉川神社 禰宜 高橋知明)
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○神社新報の記事

神社新報に掲載神社新報に掲載されました。(令和元年6月17日)

○宗教新聞の記事

宗教新聞に掲載宗教新聞に掲載されました。(令和元年6月10日)

○募集チラシ

神さまと海と森の教室チラシ
神さまと海と森の教室チラシ